寝苦しい理由
いまおきた。
9時間ぐらい寝たかな〜。
たくさん寝たんだからカラダの疲れ、とれててほしいのに、むしろダルい。
これは寝苦しかったからにほかならない。
睡眠の質が悪いんだっていう自覚はある。
最近急にむしっとじめっと、日本の夏にぐぐっと引き寄せられてきたからな。
昨日の夜も、寝苦しかった。
2時間に1回くらい起きてた気がする。
これじゃ疲れとれないよ、とほほほほ。
これからますます熱帯夜になっていくのにね。
いまからこれじゃ、先が思いやられる。
しかしだよ、寝苦しい理由はもうひとつある。
それはこれ↓
猫さまが、毎晩わたしの枕の上で寝るの。
枕のど真ん中で。
そして、寝ているわたしの顔を勢いよく、殴る蹴る。
たまったもんじゃない!DVや!!
しかも、明け方になると、しゃがれ声でにゃあにゃあなきまくる。
セクシーな酒灼けしゃがれ声で、ずーーーーっとなきつづける。
まるで鬼奴さん。鬼奴さんのセクシーボイス好きだけど、明け方エンドレスはきちいぜ、まじ。
なでろってことみたいで、わたしと夫、二人がかりでなでまくると、ゴロゴロのどをならしてご満悦。
しかしなでるのも重労働で、5分も続かない。しかもわたしゃ眠いのよ!!!
いつのまにか意識を失っていると、また酒灼け声が鳴り響く。
地獄!!!!!
そうこうしていると、相方の猫さまがやってきて、しょうがねえなあお前はよう、おいらが相手してやるぜい!
とお相手してくださる。
(二匹して、酒灼けねえさんのおっぱいにむしゃぶりつく。)
酒灼け猫さまはこれでようやく落ちつきをとりもどし、ここからエンドレスおっぱいチュパチュパがはじまる。
そして人間はようやく惰眠をむさぼれる。
寝苦しい、熱帯夜明けの東京で…。
FIN.
この子はすだち。
あと、白いほうの子はかぼす。
すだちよ、勘弁しておくれ。
かぼすよ、もっと早くきやがれ。